こんにちは!
デザイナーのCです。
お子様の姿を写真で残しておきたい場面って、たくさんありますよね。
でも、「じっとしていてくれない!」「カメラのほうを向いてくれない!」など、お悩みのママさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が子ども向け写真スタジオでのアルバイトで培った、「お子様をかわいく撮影するコツ」をお教えしちゃいます。
コツ その1 とにかく撮るべし
「カメラマンアカツキのデジタル一眼レフ撮影講座Ⅱ」でもお伝えしているのですが、とにかく撮ること。特に赤ちゃんの場合は、「撮られること」自体に慣れていません。
スタジオでは、フラッシュとシャッター音にびっくり顔になってしまうこともしばしばありました。
カメラの方を向いていなくても、何回か撮ってみる。そのうちに、ふといい表情を出してくれたりします。
コツ その2 さまざまな表情を撮るべし
スタジオでは、「おすまし(真面目な顔)」「すこしニッコリ(歯が出ないスマイル)」「大きいにっこり(全力の笑顔)」の順で撮るのが鉄則。
撮影への緊張で、何も言わずとも「おすまし」の表情になる子が多いのですが、意外とこの写真が人気。いつもとは違う、キリっとしたお顔が見られるのが好評でした。
ところが、家族で撮るといきなり「大きいにっこり」になってしまいがち。
そんな時は、お子様をモデルさん扱いする気持ちで、「お兄さん/お姉さんぽい顔でも撮ろうよ」と提案してみてください。
赤ちゃんの場合は同じポーズの写真が必然的に多くなるので、
泣いているところ、寝ちゃったところ、なども撮っておくと、アルバムにしたときに表情にバリエーションが生まれてオススメです。
コツ その3 あやす人と撮る人は同じ人にするべし
「スタジオでアルバイトしてた」というと必ず言われるのが、「カメラの後ろで小さい子をあやすんでしょ!?」ということ。
…これ、違います!少なくとも私のいたところでは、「カメラマン=あやす人」でした。
赤ちゃんや小さいお子様を撮る場合、
お子様に手が届く位置でカメラを構え、片手にカメラを持ったまま、もう片方の手でお子様と遊んでください。
いい表情になったと思ったら、素早く手をカメラのところまで引っ込める!そしてシャッターを切る!すると、目線があやしていた手についてくるので、自動的にカメラ目線になるんです。
離れた位置に三脚を置いて撮る場合は、最初は至近距離であやし、注目してくれたところでさっとカメラのところまで戻ります。
この時、あやす際に使った手や持っているおもちゃはカメラの延長上をキープしてくださいね。
コツ その4 集合写真は一体感をもたせるべし
お友達との集合写真を撮るときは、「○○のポーズして!」や、簡単ななぞなぞを出して「いっせーので答えを言ってみて!」など、みんなで一緒にできることを用意してあげると、全員の興味がカメラに向いて、一体感のある写真が撮れます!
「1+1は?」がマンネリ化してきたなー…という方はぜひお試しください。
いかがでしたか?
子どもたちを撮るときの最大のコツを最後にお伝えします。
それは、「カメラマンが笑顔であれ!」。笑っていると、子どもたちがつられて笑ってくれます。
「変な顔!(爆笑)」でもいいでは…ないですか…泣
楽しく、いい表情の写真が撮れることを祈っています!