こんにちは。制作のkkkk.です。
お仕事ではデザイン制作のほか、イラストを描いたりしています。
イラスト講座第4回目ということで今回は前回より少し難しい、でもがんばればできるかな?というところをお伝えしたいと思います。
アニメキャラクターや、ディズニーのキャラクターなどを子どもにせがまれたけれど、お手本を見てもなんだかうまくいかない。会社の行事でポスターにキャラクターを描かなくてはならないけどどうしよう。といった、描きたいお手本があってその通りに近づけたいときに役立つ方法です。
では、やり方を説明します。
まず準備として、お手本をコピーしたり、トレーシングペーパーを重ねたりなど上から何か描けるように準備します。
1.お手本に定規で、均等に補助線を入れていきます。この時の補助線は任意ですが細かく割ればわかりやすいです。
ですが、あとで消すことを考えて加減してください。
2.書きたい紙に同じ比率で同じ数の補助線を引きます。
3.その補助線でできたマス目にそってお手本の輪郭がそのマス目の何分目あたりにきているかを目測しながら輪郭線を引きます。
こうすることで曖昧さがなくなり、その面だけを見ることによって迷いのない線画が導き出せます。コツとしては、輪郭線を追うというより、マス目の面をジグソーパズルのように切り取る感覚です。
実はこの方法を用いると、写真から似顔絵を芸能人の顔を描いたりすることも根気次第ですが可能になります。
挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、絵を描くのを本格的にやってみたい、と思われる方はこれが基礎のデッサンの技法のひとつになります。予めマス目が引いてあるプラ版を覗いて、描きたい対象物を切り取り見ながら描くグッズ(デスケルといいます)が市販されていますので興味のある方は調べてみてください。
iPhoneのアプリ版も出ていました。お手本を撮影するだけで線を引かなくてもよいし、代表的な紙のサイズごとに用意されているので楽ちんかもしれません。
それでは、今回は難しくなりましたがこれまで。