プリントセンターのWです。
先日、飯田橋にあります印刷博物館にて開催されている「進化するデジタル印刷~オンデマンド出版からバリアブル印刷まで~」を見に行ってまいりました。
自分専用パッケージ
近年、プリント機器の性能向上やデジタルマーケティングツールの発展を背景に、1枚ずつ個別にパーソナライズされた印刷物への期待が高まっています。展示会ではオンデマンド出版において、例えば絶版になってしまった本を少部数で再出版する事例や、特定の人だけに向けたお菓子パッケージやパンフレットなどの事例が盛りだくさんでした。
こちらはコアラのマーチです。パーソナライズした名前が印刷されています。
200万種の絵柄を印刷!
もしかしたら、ご覧になった方もいるかもしれません。
キシリトールガムの20周年記念で制作されたバリアブルパッケージです。
なんと200万種もの異なった柄が印字されています。
思い出に残る新聞
こちらは神戸マラソンの朝日新聞号外です。
大会参加者にとって完走記録は何よりも大切な思い出ですよね。紙が持つ保有機能を活かした印刷物です。
デジタル印刷が普及し始めた頃にも、セグメントに応じた少部数・小ロットの印刷物に対する期待が高まったことがありますが、費用に対する効果がなかなか具体化されないという課題がありました。
しかし、近年はオフライン(紙)からオンラインに誘導することによって、解析ツールなどで定量的に効果を測定することができるようになりました。
今回の展示会でさまざまな事例を見てまいりましたので、社内で報告兼勉強会を開催する予定です。スライドなど制作してパッケージ化しましたので、ご希望のお客さまがいらっしゃればお伺いして発表することも可能です。ぜひご連絡ください!!
印刷物の目的はお客さまによって、あるいは案件によって違ってきますが、目的を果たしたかどうかの効果測定はすべての印刷物に必要だと感じます。これからも野毛印刷は、お客さまの目的達成にコミットした伝達ツールを提供していきたいと考えております!