だいぶ間をあけてしまったGoogleアナリティクスの連載ですが、やっと第5段投稿致します。
ここで改めて野毛印刷でのアクセス解析の取り組みについて少しだけご紹介します。
野毛印刷の自社メディア管理
野毛印刷では当サイト、ヒラメキ工房をはじめとする様々な自社メディアを展開しています。
- ヒラメキ工房 オウンドメディアサイト
- 立体工房 ポップアップ紹介サイト
- 野毛印刷公式サイト コーポレートサイト
- その他
それぞれ責任者が日々管理しています。自社メディアの管理方法としては様々あるのですが、全体をもれなくモニタリングする意味でアクセス解析を活用しています。
問題なくサイトが稼働している事、機能やサービスが変わらず動作している事を毎日確認し続けるのは非常に大変です。
しかし、それぞれのコンテンツや機能が閲覧された回数や動作した回数をカウントして、時系列で見ていくことで問題なく機能していることを確認出来ます。
そこでアクセス解析ツールが役に立ちます。ページ毎の閲覧数やイベントトラッキングという機能を活用することで、効率的にサイトの監視が出来ます。
複数のサイトをひとまとめに監視するなら、Googleデータポータル(旧Googleデータスタジオ)などが役立ちます。
突然アクセスが減少したり、特定の機能の実行回数が激減していれば何らかの不具合が起きている可能性がありますので、ピンポイントで該当ページを確認出来ます。
サイトの運営は日々のチェックの時間や手間は最小にして、日々確認し漏れなく機能が動いている事で顧客からの信頼を最大化するべきと考えます。
私もGoogleアナリティクスの初心者向けセミナーでは、ツールの機能の話はあまりせず日々のモニタリングについて重要性を説明しています。
平均セッション時間、平均ページ別滞在時間とは
さて。前置きが長くなりましたが、今回はGoogleアナリティクスの中でも珍しい時間に関する指標の話です。
平均セッション時間は、サイトに訪れてから離脱する間での時間を平均化したもの。となります。
Googleアナリティクスは全てのページに計測タグを埋めこんで計測しますが、そのタグはGoogleの計測サーバーと通信を行います。
ページを見始めた時だけ通信してページAへアクセス。その後、ページBを見始めた時も通信されます。
ページAの閲覧時間は、”ページBの閲覧開始時間 - ページAの閲覧開始時間 =”という計算方法になります。
このセッション時間を平均化したものが「平均セッション時間」です。
平均セッション時間は直帰した時の滞在時間0秒も含めて平均化している。
ですので、実際に皆さんがユーザーサマリで見ている直帰率や、平均セッション時間は参考程度にしかならない。という結論になります。
そのような時は、セグメント機能を使って、「直帰以外のセッション」を適用することで、より真実に近いデータを見ることが可能です。
いかがでしたでしょうか?
1)平均セッション時間はあくまで参考値。
2)平均ページ別滞在時間はページ毎の滞在時間の平均値
直帰したセッションは滞在時間は0秒となり、平均されています。
次回は第6回 売上に直結! コンバージョンをお送りします。