こんにちは!新入社員のKです!
入社して2か月過ぎた頃、業務に少し慣れてきたかなと思っていたある日に、先輩社員の方からヒラメキ工房のコラムを作ってみないかとお誘いをいただき、自分も携わることになりました。研修を受けて学び、感じたことをフレッシュに発信できればなと思っております。
どうぞ、よろしくお願いします!
今回発信していくテーマは「聞き手を、より引きつける法則」です。
これは、動画作りのノウハウをテーマにした研修で学んだ内容です。
どんなに価値のある情報でも、伝え方が悪いと聞き手には何も伝わらず、時には誤解を与えてしまうこともありますよね。
正しい情報を、効果的に相手に伝えるには・・・をポイントに、今回学んだ、特に印象に残った伝達手法をご紹介したいと思います!
裏切りの法則
研修ではさまざまな手法を教えていただきましたが、特に印象的なものを紹介していきたいと思います。
その名も・・・「裏切りの法則」です!
「裏切りの法則」とは、当たり前に進むと期待させておいた流れを、意図的に変えることで、聞く側の興味や関心を、ぐっと上げるやり方です。
日常生活で言いますと・・・
・同じ人から毎日LINEがきたよ、これで10日連続だ⇒ある日から突然来なくなった。
どうした!?なにかあったのか!? ・・・ちょっと気になる!
・黒髪でおとなしめだった○○ちゃんが、突然おしゃれになって、華やかになった。
どうした!?好きな人ができたのか!?・・・かなり気になる!!
ご想像できましたでしょうか?このように、突然の変化によって興味を引くことって・・・なんだか恋の駆け引きにもありますよね。笑
「裏切りの法則」の極意、それは・・・「無音」
「無音」を用いる手法は、セミナーなどで「話すスキル」にも使われていますが、動画の技法にも多く使われています。
会話など、音が常に聞こえている状態の中で、突然の「無音」を作り出します。これもスムーズに流れることを想定している「当たり前」を、あえて途切れさせることによってアクセントとなり、見る側、聞く側に「!!」と、意識を集中させる効果があるんですね。「裏切り」というと聞こえが悪いかもしれませんが、物語でいえば、起承転結の「転」の部分に相当するといえますね。
実際の事例で見てみましょう
ここで、事例をご紹介したいと思います。当社、野毛印刷のCM動画にも「裏切りの法則」が用いられています。
気づきましたでしょうか?流れていた曲が止まって、場面が真っ白になり、ライトがピカーンと光っていたシーンがありましたよね?
ここが「裏切りの法則」が用いられていたシーンであり、物語の「転」の部分なんですね。このように、情報をより効果的に伝えるため技法は、身の回りに多く使われていることが、研修を通して改めて気づくことができました。今後CMや映画などを見たときに、あ、これ「裏切りの法則」が使われている!と、発見できるのも面白いかもしれません。
この研修を通して学んだこと
この他にも、研修を通していろいろな情報伝達のスキルを学ぶことができ、これからの実務で実践していきたいと思っていたのですが・・・研修の最後に講師の方が、伝えてくれました。さまざまなテクニックも大切。だけど、その前に「伝えたい」という気持ちが大事。テクニックを身につけるのも大事だけど、まずは気持ちの強さが大事。今の自分にとって、一番大事なことなんだと思います。これから、いろいろな場面において、人と接するときには「伝えたい」という強い気持ちを常に持ち、多くの方々に情報を伝達していきたいです!