『Pacific Crest Trail』挑戦の記録|23日目~45日目

インタビュー / 野毛印刷の人々

ケネディメドウズ看板の画像

社員K.O.が挑戦中の『Pacific Crest Trail(パシフィック・クレスト・トレイル)』。

『ヒラメキ工房』では、その挑戦の様子をお伝えします!

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『Pacific Crest Trail』挑戦の記録|0日目~12日目

『Pacific Crest Trail』挑戦の記録|13日目~22日目

23日目~45日目

2日の休みを挟んで、雪の残るベーデンパウエルを目指す。
とてつもない急登直登で体力を奪われたが、山頂のアメリカらしさに心打たれた。

いよいよ熊の気配がしてくる。
これはベアボックスと言って食料を熊から守るボックスで、時折現れる。

ライトウッドからアクトンまで約80マイル…この旅で1番苦しかった。
やはり足の調子が悪い。最悪の事態に備えて、クレジットカード付帯の保険で対応できるようにしておいて良かったと心から思う。

アクトンの病院で診察してもらうことに…。日本語しかわからない小汚いおじさんが急にきたことで大変なことに。
保険、症状、薬の副作用など、診察までに1時間以上かかり何とかレントゲン撮影。結果は単なる歩き過ぎということで、まずは一安心。

だが、数日歩くなとのことで、また休まなくてはならなくなる。

なぜか帰りに大量のお土産をいただく。
アメリカ国内では、PCTハイカーはそのチャレンジ精神から尊敬される存在らしい…。

アクトンのレストラン裏庭にテントを張らせてもらい、言われた通りお休みを2日。

ヒッチの時に一緒だった変な日本語を使いこなすブラックホールとランチ。
本場のハンバーガーはやはり美味しい!

こんな時だから、普段持ち歩いているものをしっかり整理整頓してメンテナンス。

丸2日休んでから再スタート。
足に不安はあるもののアメリカの痛み止めはとんでもなく効くので、とりあえずまた歩ける喜びを感じながら500マイル通過!

砂漠エリアの容赦ない暑さを避けるためにナイトハイクで距離を稼ぐ。
日中は橋の下にある日陰にハイカーが溜まっている。

そんな中でのトレイルマジックには本当癒されます。感謝!

砂漠の街テハチャピでトレイルエンジェルのラエさんにお世話になる。
彼女の生活はハイカー中心、電話があれば食事中でも駆けつけてくれる。

食料補給、550マイル歩いてきたシューズの交換、補給が難しい街への食料発送、洗濯、装備のメンテナンスなど、休みでもやることはたくさんある。

ヒッチで乗せてくれた好青年にコーラを奢ってもらった!

こちらもリッジクレストのトレイルエンジェル宅。
サマーホリデーということで、子どもたちは深夜までゲームや日本のアニメ、YouTubeを見続けていた。

ママさんの手料理をいただく!うまい。

いよいよ砂漠のエリアも終わりに近づいていて、楽しみにしていたシエラに突入して行く。

ハイカーの憧れ、ケネディメドウズ。

超有名なパンケーキ食べ放題…結局1枚も食べきれないほど大きい。

シエラセクションは熊から食料を守るために、ベアキャニスターに食料を入れるルールがある。これもPCTならではである。

ハイカーがシエラに突入するために装備を整えるこの地で、嬉しいことにたくさんの日本人ハイカーと出会うことができた。

ニュージーランドのナイスガイ、アンドリューとはこの後長い付き合いになる。


23日目~45日目の記録はここまで。
To Be Continued…

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