こんにちは。
カメラマンのアカツキです。
今回は写真ではなく、動画です。いまさら「デジタル化の波」と書くのも恥ずかしいですが、カメラのデジタル化は、Photographer(写真撮影カメラマン)とCameraman(動画撮影カメラマン)の垣根も押し流そうとしています。これは、我々のように仕事としている人にとっては、結構大変です。英語で表記すると違う単語になるように、求められる技能はかなり違います。当然使用する機材も撮影から編集まで全く違い、結果再現される画像表現も違うものです。
では、デジタル一眼レフならではの映像表現とはどんなものでしょうか?
最も特徴的なのは、「美しいボケ味」でしょうか。
被写体にだけピントが合い、あとは光が美しく滲んでいる。自分が最も表現したいものが引き立ち、印象的な画像になるため、写真の世界では目新しいものではなく、基本的な技術です。しかし、皆さんこういった映像が大好きなんですね。
私は最近まで知らなかったのですが、ビデオカメラではこういった表現が困難なようです。デジタル一眼レフであれば、手軽に印象的な映像が撮影できると考え、デジタル一眼レフで動画を撮影する人が増えたと思われます。
ただし、美しいボケ味のある映像を撮るには、基本的な条件をクリアしておく必要があります。
1.レンズは望遠系、100mm以上が望ましい。
2.絞りは開け目、開放が最もボケます。ただし、ピントが合う範囲が非常に狭い。
3.背景は明るい方が美しいボケ味が得られます。
4.被写体が大きいほど、被写体までの距離と被写体からの奥行きが必要。
5.背景が印象的にならなかった場合、被写体手前にぼかす物を入れるのもアリ。
ぜひ実際に体験していただきたく、サンプル動画を用意しました!
実際にこの映像を使った動画がこちら!
神奈川トヨタ自動車様よりご依頼いただきました、「シエンタ×アルトピアーノ蓼科」プロモーション動画です。
当社ではこうしたデジタル一眼レフカメラを使用した動画撮影も対応しております。高級感やオシャレな雰囲気を出したい、もしくは気軽にちょっとした動画を制作してみたいということがあればぜひご相談いただければと思います。当社制作の動画事例を集めたサイト(https://c-square.noge-printing.jp/)がございますので、こちらもぜひご覧ください。