こんにちは。制作課のアカツキです。商品をメインにスチール撮影を担当しています。クリスマスやお正月に備えてカメラのお話です!
さて、「デジタル一眼レフカメラ撮影講座」ですが、スマホで簡単に撮影できる現在、なぜ「一眼レフ」?ということで、一眼レフについて書いてみたいと思います。
最大の違いは、レンズ交換ができる点でしょうか。
これは、「一眼レフカメラは、さまざまな撮影方法に対応できる汎用機である」ということを意味します。この点は重要です。
この点を認識せず、一眼レフであればCMのような素敵な写真が撮れるのだと確信し、購入してしまったという方は多いと思います。
記念日やイベントなどで、家族の期待を背負い、いざ撮影!しかし、その仕上がりを見て愕然となった人は決して少なくないはずです。
スマホで撮ったほうがキレイじゃないのか?自分にはセンスがないのか?いえいえ、カメラに関する知識と技術が足りないだけなのです。逆に言えば、知識に技術が伴えば、プロ並みの写真を撮ることも可能です。
では、どんな知識が足りないのか?ひと言で言ってしまうと、「目で見た光景」=「カメラが記録した画像」にならないということです。
人間は、目という器官を通して脳でものを見ていますが、カメラには人間並みの脳はありません。
目で見た光景に近づけるためにさまざまな機材や技術がある訳です。カメラの「頭脳」は大きく進化しましたが、
汎用機を使いこなすには、まだ知識と技術が必要なのです。
ちょっとした技術の一例として、最近仕事で撮影した料理の写真を掲載します。
光を反射させるレフ板(白い紙)を手前に置きコントラストを下げ、露出を影側に合わせ背景を明るくすることで、オープンテラスの空気感を出しました。
レフ板は白いハンカチでも代用可能。背景と料理手前の「明暗差」が重要です。
facebook等に料理の写真を掲載する方も多いと思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。