AR 技術を用いた販促事例が多様化している

コラム

 

「ツナガルAR」をキーワードに当社でも積極的に活用を推進している「AR(拡張現実)」。
「ポケモンGO」で大きな話題になりましたが、スマートフォンやSNSの普及でARの活用は多岐にわたっています。
ここでは、「その手があったのか」と思わず言ってしまいそうなARを用いた販促事例をご紹介します。

CDの収録曲や&映画の予告編の視聴体験

何年か前になりますが、あるロックバンドのベストアルバム発売時のキャンペーン。
店頭に貼られた告知ポスターに、アプリを起動したスマホをかざすと、ARを利用した視聴体験ができるように設定。
しかも、アルバムブックレットの目次にかざすと、収録曲にまつわるエピソードがARで立ち上がるというものでした。

同じように、映画のポスターやチラシで映画の予告編が見えるというのもありました。
音楽や映画でのAR活用、いろいろ考えられますね。

 

SNSで話題沸騰となった家具の配置シミュレーション

グローバル展開をしている家具量販店が、商品選びのためのサービスとして行っているのがカタログによる「家具の配置シミュレーション」。
カタログで選んだ家具の3次元映像が実際の自宅の置きたい場所に重なって表示され、
部屋の中での家具の位置や大きさ、周りとのバランスをシミュレーションできるというもの。
画面の家具を指で操作すると価格や家具の説明が表示させるなど、消費者の購買意欲を向上させる機能も組み込んでいます。

 

ぬりえが3Dで動き出す

子ども向けのARで人気が高いのは「ぬりえAR」。HPなどからプリントしたぬりえ台紙に子どもたちが色をぬった後に、アプリを起動したスマホをかざすと、ぬりえの中の商品キャラクターや動物、乗り物などが3Dになってアニメーションするというしかけ。実際に体験しているシーンに出くわしましたが、自分で描いたぬりえが命を吹き込まれたように動き出すという楽しい体験に、子どもたちは大感激していました。

 

食べ頃を伝えるタイマーアプリ

高級アイスクリームメーカーの事例は、冷凍庫から取り出して2分の食べ頃を通知してくれるユニークなタイマーアプリ。アプリを起動して開けたばかりアイスクリームの蓋にかざすと、ARでヴァイオリニストが現れ食べ頃までの2分間演奏をするというしかけ。待ち時間を有意義な時間にしてくれるというこの方法は、カップ麺やインスタントコーヒーなどにも流用できそうです。

 

今回ご紹介した事例以外にも、さまざまな販促にARが活用されています。スマートフォンやタブレット端末と相性がいいARは、今後も思わずワクワクするような楽しい販促キャンペーンにいろいろ使えそうです。

当社の「ツナガルAR」は、お客さまのご要望にお応えして、多くの可能性を秘めたARコンテンツをサポートしています。

詳細については、当社の営業担当にお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

運営会社

75年以上の歴史をもつ横浜のクリエイティブ制作会社です。印刷物のデザイン・製造はもちろん、動画やWEBサイトの制作、マーケティング支援など、ありとあらゆるお客さまの課題解決に取り組んでいます。

詳しく見る