一期一会的ビールの楽しみ方

コラム

ビールは夏の季語です。

やっぱり、と思う人も多いでしょう。
いやいや真冬に炬燵こたつのビールも、とか、大手会社の限定秋ビール美味しいよね、とか、なにより本場ドイツのビールのお祭りといえば「オクトバーフェスト」でしょ!と、ビールは季節を問いません。(春は?……残念ながらすぐに思いつくビールのネタがない……)

一年を通して変わらず美味しく飲めるのが定番のビールのよさでもあります。

 

こだわりのビールを楽しみましょう

その一方で、クラフトビールや地ビールと呼ばれる(同一の使い方をする場合もあり、違う、という一派もあり、使い方は曖昧です。ここでは特に区別しません)、小規模なビール醸造所で作られたこだわりのビールを楽しむのも一興です。

ビール職人さんたちのこだわりは、「より美味しいビールをつくりたい・飲んでほしい」の気持ちの表れです。だから、同じタイプのビールでも、去年つくったものと今年つくったものとで違うことだってあるのです。だって、「次につくったもののほうがもっと美味しい」から。
地元の農産物を使ったもの、季節限定のものなど、その時期その場でしか味わえない一期一会を楽しむ。一年を通しても変わって同じものは飲めない場合があるのが、クラフトビール・地ビールの楽しみのひとつです。

神奈川県の地ビールは?

さて、横浜にあるのは横浜の名を冠した横浜ビールくらい、あと神奈川県って意外と地ビール多いんだよね、丹沢の水でビールも美味しくなるんだよね…と思ってWikipedia調べてみたら、思ったより多くて吃驚です。知らないうちに、横浜にも川崎にも増えている。これは今度飲んでみなくては!

ビールの好みは人それぞれなので、こちらのおすすめが必ずしも「これはいい!」とは限りません。(でもなぜか地ビールと地元の食材は合うので、小田原ビールにはぜひかまぼこ・おでんとどうぞ)
わたしの好みは割と軽くて食事に合うもの。
湘南ビール」の定番「ピルスナー」や「ゴールデンエール」は飲みやすいです。
サンクトガーレン」のビールはどれも好きなのですが、特に季節限定「湘南ゴールド」こと、神奈川名産柑橘類「湘南ゴールド」を使ったビール(酒税法上発泡酒となります)、フルーツを使っていても甘いわけではありません。柑橘類の皮の下の白いところの渋み苦みが、不思議とビールの苦みに通じます。
鎌倉ビール」はどれもこれだけで美味しい!といつも思っているビール。観光地鎌倉のあちこちで瓶ビールを売っていますが、もし生ビールを売っているところにいきあったら、ぜひ飲んでみてください。
(2018.9時点での情報です。)

クラフトビールのお祭りは年間通してあちこちで開催されています。機会があったら、どうぞ、「職人さんのこだわり」を味わってみてください。

TAG:横浜 

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