iPhone 画面のアスペクト比は、iPhone4Sまでは3:4でしたが、2014年発売のiPhone5以降は9:16になりました。Android端末のほとんどは従来から9:16だったため、現在流通しているスマートフォンのアスペクト比はほとんどが9:16と思って間違いなさそうです。
(参考:sounansa.net)
こうした背景から、スマホ視聴を前提としたSNSに投稿される動画には、従来のヨコ型に加え、タテ型動画や正方形動画が増えてきました。スマホの小さい画面で多くの情報を伝えるには、タテ型動画が最も効率的、と思われるかもしれません。この記事では実際に、Facebookに投稿したタテ型動画と正方形動画をスマホで見た場合を検証してみましょう。
*この記事では、タテ型動画は9:16、正方形動画は1:1、ヨコ型動画は16:9のアスペクト比とします。
【タテ型動画を投稿してみた】
では、タテ型動画をFacebookに投稿した場合の見え方を見てみましょう。
▼ フィード上で自動再生中の画面
▼ タップして全画面再生した場合の画面
このように、タップして全画面再生しないと、フィードでは上下が若干切れてしまいます。タップすると動画自体は全画面表示されていますが、Facebookの仕様による付随情報も動画内に表示されるため動画の一部が隠れてしまいます。FacebookをPCで閲覧する人にはどのように見えているのでしょうか。
▼ PCのフィード上で自動再生中の画面
▼ PCでクリックして拡大再生した場合の画面
FacebookをPCで閲覧した場合、タテ型動画をPCで再生すると動画の左右に余白が出てしまいます。
【正方形動画を投稿してみた】
次に、正方形動画をFacebookに投稿した場合の見え方を見てみましょう。
▼ フィード上で自動再生中の画面
▼ タップして全画面再生した場合の画面
このように、フィード上での自動再生でも動画がすべて見えることがわかります。また、Facebookの仕様による付随情報も動画にかぶることがありません。FacebookをPCで閲覧する人にはどのように見えているのでしょうか。
▼ PCのフィード上で自動再生中の画面
▼ PCでクリックして拡大再生した場合の画面
FacebookをPCで閲覧した場合、正方形動画をPCで再生した場合はタテ型動画に比べて余白がないことがわかります。
【正方形動画は伝わる情報量が多い】
Facebookの仕様は変更されることもありますが、2017年9月時点では、このようにFacebookではタテ型動画よりも正方形動画のほうが伝わる情報量が多いことがわかりました。このことから当社では、Facebookに投稿する動画は1:1の正方形動画をおすすめしています。
C.スクエア横浜では、さまざまな媒体に合わせ、見栄え良く効果的に情報伝達する方法をご提案・制作しています。