みなさんこんにちは、Wです。
実はこの春から密かに部署が異動になりまして、マーケティングを担当させてもらっています。
そんな私の主な業務は「マーケティングオートメーション」の運用です。
最近よく聞くこの名前、みなさん気になっていませんか!?
マーケティングオートメーションとは!?
マーケティングオートメーション(以下MA)とは、人手で繰り返し実施していた定型的な業務や、複雑な処理や大量の作業を自動化し、効率を高める仕組みのことです。一般的には、そのような自動化を実現するソフトウェア・ツールを指す場合が多いようです。
アメリカで先行して発達したマーケティング手法ですが、日本では2014年がMA元年とされており、年々その市場規模や導入企業は増えています。
現代において主な情報収集源はWebですが、その情報量は膨大であり、お客様自身が必要な情報にたどり着くことが困難な場合もあります。
それを解決してくれる手段がMAなのです。
マーケティングオートメーションで実現できること
MAを導入して実現できることは「届けたいお客様に、適切なタイミングで、適切なコンテンツをお届けできる」という事です。
お客様が必要なコンテンツにたどり着いてもらうまで、待っている訳にはいきません。
こちらから適切なコンテンツをお届けし、お客様の購買活動をサポートしていくことが必要です。
そういったマーケティング活動を自動化し、効率化してくれるのがMAなのです!
※MA上ではこのような設計図を設定し、自動的にアクションが起きるようになっています。
野毛印刷はOracle Marketing Cloud – Oracle Eloquaを導入しました!
そんな中、当社も昨年秋にMAを導入しました。
初期構築が約1ヵ月程度必要なので、実質フル稼働し始めたのは昨年12月頃です。
メールマガジンシステムからの移行や、お客様情報のインポート作業など様々項目はありましたが、
最も時間をかけて策定したのが「どんなお客様にアプローチしていきたいか」という部分です。
このフェーズにおいては、経営層のメンバーを含めて多くの議論を交わしました。
それはまさにマーケティングの基本部分である「STP(Segmentation Tageting Positioning)」でした。
この部分が曖昧になっていると、後の細かい施策がバラバラになってしまうので、非常に重要で
あったなと約5ヵ月経った今でも思います。
導入から5ヵ月が経過して
正直にお話すれば、まだまだ実現できていることは小さい事だと思います。
ただ、今まで見えなかったデータが確実に可視化することができたり、定型化された単純な手作業が自動化された部分もあります。
そしてデジタルマーケティングで最も素晴らしいと思うことは「結果がすぐに分かるので、PDCAが回しやすい」という事です。
例えばお届けしたコンテンツの開封率は良いけど、クリック率は低いという現象が起きた時に修正を加えるとしたら、
いかにお客様が興味を持っていただけるリンクにするかということです。
逆であれば件名に問題があるので修正する→結果を確認してみる→修正するの繰り返しが大切です。
最後に
当社がMAを使って目指している姿は、デジタル/アナログすべてのチャネルからお客様へ最適なアプローチをすることです。
野毛印刷は紙の印刷だけでなく、Webや動画制作のサービスもあります。
全ての媒体をクロスさせて、最適な情報提供を実現させていく予定です!!