
ブラウザ上で文書の作成ができ、複数人で同時に編集が可能なGoogleドキュメント。
とても便利で、この『ヒラメキ工房』の原稿を用意する際にもよく利用しています。画像をドキュメント内に埋め込むことができ、ライターと編集部間のデータの受け渡しツールとしても重宝しています。
そこで生じるのが、「埋め込み画像を手軽に保存したい!」というニーズ。
今回は、Googleドキュメントに埋め込まれた複数の画像を、簡単に一括ダウンロードする方法をご紹介します。
Googleドキュメントの埋め込み画像を一括でダウンロードする方法
まず、画像をダウンロードしたいGoogleドキュメントを開きます。
左上の「ファイル」から「ダウンロード」を選択し、ダウンロードするファイルの種類として「ウェブページ(.html、zip)」を選びます。
「ウェブページ(.html、zip)」をクリックすると、zipファイルがダウンロードされます。
ダウンロードしたzipファイルを開くと、「images」フォルダとHTMLファイルが入っています。
「images」フォルダを開くと、Googleドキュメントに貼り付けられていた画像が全て保存されています!今回試したドキュメントには40枚以上の画像が含まれていましたが、問題なく全てダウンロードできていました。
ちなみに、サイズが大きい画像をGoogleドキュメントに貼り付けてダウンロードしたところ、ダウンロードした画像の最大サイズは1,999×1,500px(縦型の画像は1,500×1,999px)で、これ以上のサイズの画像は自動的にリサイズされてしまうようです。
とは言え、Webに掲載する分であれば問題ない大きさです。画像が極端に劣化するようなこともありませんでした。
埋め込み画像を一括ダウンロードする際のデメリット
しかし、一点大きなデメリットがあります!
それは、ダウンロードした画像の下辺(縦型の画像では右辺)に、黒い線が入ってしまうことです。
▼実際の画像
よく見ないと気付かないような細い線ですが、気になる場合はトリミングがおすすめです。
ちなみに、黒い線を回避する方法として、「Keep」を使って画像を保存するやり方もあります。しかし、この方法は画像を一枚ずつ手作業で保存する必要があり、さらに画像の縦横比が変わってしまうという大きなデメリットがあるため、推奨できません。
きれいな画像にこだわる場合は、Googleドキュメント内に埋め込まず、元データを別途支給してもらうのが良いでしょう。
「黒い線がそこまで気にならない」という方であれば、この一括ダウンロードがおすすめです。
Googleドキュメントの埋め込み画像を一括ダウンロードする方法はデメリットもありますが、用途によっては非常に便利な機能です。
ぜひ業務効率化の参考にしてみてください。
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