POPといえば紙媒体を主として作られていますが、ワンポイント「竹」を使い、和を感じさせるPOPを今回当社にて作成しました。当社デザイナーが「竹」をスタンドにしたハレパネを作ってみてはどうかとういことで、完成したのがこちらです。
完成に至るまでいろいろ苦労しましたが、デザイナーからの要望を受けたときは、実現できるか不安がありました。なにせ「竹の加工をお願いできる業者さんなんてあるのだろうか？」から始まりましたので・・・。
さらに言えば、お客様はメガネストアー様で、約200店舗の店舗数分の数を期間内に作れるのか最初は見当もつきませんでした。
友人数人が植木職人であることを思い出し、お願いしてサンプル作りから始まり、試行錯誤の末、形になったという運びです。今まで携わってきた業務と大きく違ったところは、「竹」という生物を扱うことでした。調達は友人に任せましたが、青々とした竹を使うには、新鮮な竹が必要なので、生えている竹を切って、割って、半円形に切るという。そしてハレパネが入る穴を削る・・・依頼した私も心配になって現場に数回、足を運びました。
友人たちの頑張りもあり、竹のスタンドがなんとか完成しました。生物であるため、大きさは一つ一つ違い、竹の緑も濃い・薄いがあり、キズも多少は付いている。
1点1様の個性あるスタンドPOPです。徐々に色褪せていくのですが、その色褪せた「竹」に渋さを感じます。他店では見かけないデザインで、店舗自体が和で包まれているみたいです。門松に似せたミニチュアも作成しました。こちらも本物の「竹」です。「飾り結び」でそれっぽく仕上がっております。
この竹POPが使用されたキャンペーンは先月で終了してしまいご覧になることはできませんが、気になる方はサンプルもございますのでお問い合わせください！
イワマ ノブアツ
営業と現場をつなぐ「生産管理」
製品の品質を守る「品質管理」
そして印刷会社の肝となる「紙のスペシャリスト」
（舐めただけで紙の種類を言い当てるという噂も･･･）
様々な役割をもつ存在は、
会社にとっては、無くてはならない存在。
